お客様に最適なネットワークソリューションを提案し、設計・構築を行います。
音声をIPネットワーク上で転送可能なデジタル信号に変換して通話を行う(VoIP)ことで、
さまざまなメリットが生まれます。
音声とデータを統合した環境には、クラウドPBXが最適です。
クラウドPBXは、主装置(PBX)をオンプレミスではなく、インターネットのクラウド上に設置します。
これにより、電話機等の通話機器がインターネットに接続されていれば、オフィス内外の場所を問わずに
内線通話・外線通話が可能となります。
さらに拠点間、テレワークの通話も内線化できます。
主装置を構内に設置する場合と比べて、工事やスペース確保の負担・費用も大幅に抑えることができます。
接続ケーブルとしては光ファイバが優れています。
メタルのLANケーブルと比較して、光ケーブルには以下のような長所があります。
1. 帯域幅が広い
データ伝送の速度の大きな鍵となる帯域幅において、光ケーブルはLANケーブルよりはるかに広く、
最大10Gbps(メタルは1Gbps)の高速通信が可能な仕様となっています。
2. 有効距離が長い
LANケーブルの有効距離は最大100メートルで、広い構内や敷地内の離れた建物間を接続する際には経路の制約考慮、
中継機器の設置等の工夫が必要となることがあります。
光ケーブルの有効距離は数百メートルから最大約40キロメートルとなっており、長距離接続が容易です。
3. 減衰が少ない
有効距離内であっても、接続機器間の距離が長くなると信号の減衰や損失が発生しやすくなります。
光ケーブルはこの点でも優れ、減衰・損失のリスクが低くなります。
4. 拡張性が高い
上記の帯域幅、有効距離、減衰における特徴から、
光ケーブルは接続機器の増加、接続距離の長距離化等があった際の拡張性に優れているといえます。
5. セキュリティが強い
音声通信をVoiPによりIP化した場合に光ケーブルを用いると、通常の電話線に比べて
外部からの不正アクセスや盗聴に対する防御力が高く、セキュリティ強度を上げることができます。
6. 耐久性が高い
芯に銅線が使用されているLANケーブルは、天候や設置環境、使用状況の影響を受けやすく、
経年劣化が進みやすい傾向があります。
光ケーブルはそれらの影響を受けにくく、より長期間、安定的に運用することが可能です。
7. 取り回しが楽、スペースが少なくて済む
光ファイバは、一般的なLANケーブルより軽量で薄いため、
取り回しが楽で、狭い場所や細い経路での設置が行いやすくなります。
拠点やテレワーク環境からのインターネット接続、そしてそれら同士を接続する方法にはいろいろなものがあります。
回線事業者やサービスプロバイダとの契約プランについても同様です。
速度、安定性、経済性のバランスのとれた環境を実現するためには、接続端末数、通信量、繁忙時間帯等を考慮して、
適切な接続方式と契約プランを選択することが重要です。
現在、無線LAN規格「IEEE802.11」にはax、ac、n、g、b、aがあり、
周波数チャネルには5GHz帯と2.4GHz帯が使われています。
携帯電話では5Gが普及しつつあります。
新しい規格は速度などに優れていますが、それを十分に活用するためにはルータやスイッチ等のネットワーク機器と
接続端末の両方がその規格に対応している必要があります。
同時接続台数や電波干渉、有効距離にも注意が必要です。
以上、ネットワーク最適化に向けてのいくつかのアプローチをご紹介してきましたが、
最後に機器の規格・仕様や設定の統一性向上について触れます。
既存環境の設備や利用サービスの充足度や、問題・課題の性質や状態によっては、
当面は抜本的なネットワークの見直し・再構築までは必要ではない場合があります。
機器やケーブルの修理・交換等によって規格・仕様や設定の統一性を向上させることで、
レスポンスの向上や安定性の向上、管理負荷の軽減につながることがあります。
■会社名
株式会社フレンドコム
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